改善活動記

イマオコーポレーションでは、生産性の向上・品質の向上を目的に継続的に改善活動を行っております!

ここでは、実際に行った改善活動の事例をご紹介。5S活動の徹底から、安全性の向上やコストの削減など、多数の事例をご紹介していきます。

治具用ボルトの整理整頓 2

2023年 11月14日

治具や加工素材の固定で使用するボルトをネジ径ごとに管理しています。レーザーマーキングでネジ径を印字しているので、長さが分かるようにしています。

<問題>

  • 固定されていないスポンジで仕切っているので、誤ってスポンジを動かしてしまうと箱の中で混在してしまう。
  • 必要なボルトが必要な本数あるのかを、すぐに確認できない。

ボルト部を加工したものも混ざっていて長さがバラバラだったり、劣化により印字が薄くなっているものが入っており、確認に時間がかかっていました。

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工具の整理整頓

2023年 10月3日

品質保証部では、事務所を離れて作業することもあるため、部員全員が使う共有の工具箱を1セット用意しています。

<問題>

  • だんだん片付けが雑になる。
  • どこに何があるかすぐに分からない。(紛失にも気づかない)

みんながスムーズに作業ができるように、管理方法を見直すことにしました。

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未使用在庫の保管方法の見直し

2023年 9月12日

製品への追加工を行う変種変量生産作業で加工する製品は、万が一不良品が発生してもすぐに対応できるように予備も準備しています。使わなかった予備の未使用製品は、データ処理の回数を減らすため、1か所に保管し、不定期でまとめて倉庫に戻しています。

<問題>

  • 倉庫に戻すタイミングが作業者によって異なる。
  • 過去の物件を遡って在庫移動状況と引合中止状況等の整合性を確認する必要がある。

在庫数に差異が出ないように、担当者の負担を減らせるように、管理方法を検討しました。

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棚管理で段取り効率アップ

2023年 8月8日

バーフィーダーの中で、素材のシャフトが回転によって振れたり曲がったりしないように、インナーチューブを使っています。

<問題>

  • 種類ごとにコンテナで管理しているが、パレットに置いているため、場所をとる。
  • インナーチューブを取る際に、かがんで持ち上げないといけないため、腰に負担がかかる。

通行の妨げになったり、作業スペースが狭くなるなどの問題もあったため、管理方法を見直すことにしました。

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過去の資料をデータ化して業務を効率化

2023年 7月11日

ある特定の品番は梱包の際にマニュアルを見て作業する必要があります。

<問題>

  • バインダーのある場所まで取りに行く必要がある。 (梱包終了後に返却する必要がある。)
  • 長年現場で使用しており、劣化が目立ってきた。

取りに行く手間と、ペーパーレスの観点から、マニュアルの管理方法を見直すことにしました。

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組立作業者が組立に集中できるように

2023年 6月13日

製品を組み立てる際は、必要となる部品を集める担当者がいます。その担当者が集めた部品を組立担当者に渡して製品を完成させます。集めてくる担当者は部品を保管棚から取り出すとき、必要な数量を正確に数えていると時間がかかるので少し多めに集めます。 組み立てが終わった後、余った部品は組立担当者が保管棚に戻しています。

<問題>

  • ひとつの製品が完成するたびに組立担当者が部品を保管棚に戻しに行くので、組立作業がその都度止まってしまう。
  • 各部品の保管場所(棚番)が書かれた書類(指示書)は、集めた部品と一緒に組立担当者へ渡されてしまうので、戻す作業は組立担当者が行うしかない。

組立製品が増えてきて、組み立て後の部品を戻す作業に時間がかかり、本来の組立作業の効率が悪くなってしまいました。

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ピッキングミスをなくすために

2023年 5月9日

棚で保管している部品は、どこに何があるか分かりやすくするために「品番・品名」が書かれたプレートを付けています。

<問題>

  • 棚の一段ごとに10種類以上あり類似品も多くあるため、探すのに時間がかかる。
  • 指示書の品番とプレートの品番を目視で確認するため、集荷する部品が本当に合っているかが不安。

ヒューマンエラーを未然に防ぐために改善することにしました。

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棚の奥の部品を楽に取り出す

2023年 4月11日

棚にある製品や部品を集荷する際、手前から取っていきます。

そして手前に取るものが無くなったら、後ろにある箱を手前に動かして取りやすいようにします。

<問題>

  • ナットやボルトなどが入った重たい箱を手前にズラそうとすると、天板との摩擦が大きく動かしづらい。

作業者の腕や腰にかかる負担を軽減するために、改善に取り組むことにしました。

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夜間の無人運転を止めないために

2023年 3月14日

CNC自動旋盤では、夜間に無人運転を行っています。

その際、自動で棒材の材料交換作業があります。

<問題>

  • 端部にある面取りが整っていないので、棒材を把握する爪(フィンガチャック)に引っ掛かる。
  • 引っ掛かると機械がエラーで停止してしまう。

停止することを見越して、夜間の無人運転の稼働時間を制限していました。

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作業者の腕の動きを考える

2023年 2月14日

組立工程の中には、ハンドプレスを使って部品を圧入する作業があります。

<問題>

  • ハンドルの可動域が広く、腕を伸ばしたり縮めたりするので身体への負担が大きい。

最近、ハンドプレスを使った組立工程が増えてきたので、楽に早くできるように作業を見直すことにしました。

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フォークリフトでの作業を安全にするために

2023年 1月10日

梱包用の木箱を2階で管理しており、下ろす際はフォークリフトを使用しています。

<問題>

  • 下ろす作業に慣れていない人だと、リフトの爪がうまくパレットに掛からない事がある。
  • しっかりと爪が掛かっているかを確認するために、リフトから降りて確認をしている。
  • 過去に下ろす動作中にパレットが傾き、木箱が落ちそうになったことがある。

もし万が一、落下した先に人がいると大けがの恐れもあるため、早急に改善をしました。

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分かりやすい治具の管理を

2022年 12月13日

治具はコンテナに入れて保管しています。

その際、中の治具が分かるように、箱に写真を貼っています。

<問題>

  • 似ている治具があると、写真だけでは分からないので、箱の中の治具図面を確認する必要がある。
  • ものによっては図面がないものがあり、寸法を測る必要がある。

特に、治具の知識の浅い若手社員が困っていたので、改善をすることにしました。

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構成部品の住所を明確にする

2022年 11月8日

製品の組立てに十分な時間が充てられるように、売れ筋製品の構成部品を一つの棚に集めたり、組立手順書の見直しをしてきました。

<問題>

  • 構成部品表に書かれている棚番には、「どの棚」の「何段目」かだけ記載されているが、同じ段に10種類以上の部品を置いているため、探すのに時間がかかる。

組み付ける製品が増えてきたため、より“段取り時間を削減”し、“組立時間を増やす”必要がありました。

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口金を変えて不良を防ぐ

2022年 10月11日

さまざまなワークに対応するため、バイスの口金はフラットなものを使用しています。

<問題>

  • クランプが弱いと加工抵抗によってワークが動いてしまう。
  • クランプが強すぎるとワークが歪んでしまう。

トルクレンチで締めていても不良が出てしまうことがあるため、対策が必要です。

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検査用工具の運用方法を見直す

2022年 9月13日

スピンロックを組み立てる際、品質検査の為にピンゲージを挿入する工程があります。

<問題>

  • 組立担当部署にピンゲージがないため、品質保証部に借りに行く必要がある。
  • 借りる時と返却する時に、貸出台帳へその旨を記入する必要がある。

借りるために品質保証部に行ったものの、先約が入っているため借りられない場合は、思うように作業できないときもあります。

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長尺で重量のあるワークを棚に入れる方法

2022年 8月8日

アルミ構造材の6M素材のほとんどは自動倉庫で管理しています。

切断頻度の多いものは、事前に切断機の近くのキャンチラックに台車で運んでいます。

<問題>

  • 台車からキャンチラックに載せる際、クレーンを使ったり二人がかりで作業をする必要があります。

保時間や人手を使わず棚に移すことができないかを考えました。

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使いやすく管理しやすい棚に変える

2022年 7月12日

9つに区切られた棚に20種類以上のアルミ構造材を収納しています。

<問題>

  • ある程度の種類で分けているが混在しているため探すのに時間がかかる。

保管するアルミ構造材の長さによっては棚から大きく出てしまい、人に当たってしまう危険もありました。

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梱包袋の仕様を見直してコスト削減

2022年 6月14日

製品を梱包する際、品番やバーコードをフィルムに印字しています。

また、製品によって注記が必要な場合は印字とは別に取扱いシールを貼っています。

<問題>

  • シールを貼る手間やコストがかかる。
  • 製品ごとに注記が違うので、貼るシールを間違えないように気をつける必要がある。

貼り忘れなどの心配もあり、何か良い方法がないかを考えました。

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キャップ固定方法の見直し

2022年 5月10日

アルミ構造材を梱包する際、端部も傷がつかないようにキャップ(段ボールのフタ)をしています。

そして、その固定に厚み0.03mmのOPPテープを使用しています。

<問題>

  • 厚み0.03mmのOPPテープだと、力がかかると伸びてしまい、キャップが緩んでしまう。
  • 緩まないように、布テープの上からOPPテープで補強している。

梱包する数も多いので、もっと手間がかからない方法はないか検討しました。

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すぐに必要なボルトを見つけるために

2022年 4月12日

円筒研磨で、ワークを固定するために使用するボルトを大小の区別だけで、1か所でまとめて管理しています。

<問題>

  • ワークが変わる度に、次に使用するボルトを探す必要があり、時間がかかる。

作業性を上げるために整理整頓が必須でした。

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異形フレームの多数個取り方法

2022年 3月8日

とある製品で使用するフレームを切断する際、立てて加工ができないので、横に並べて3本ずつ加工をしています。

<問題>

  • フレームの断面が、図のような形状なので、立てられない。
  • 薄肉なため、立ててクランプすると変形してしまう。
  • 長さの基準を出すストッパー面が狭く、3本以上は位置決めができない。

加工数が増えてきたので、段取り時間はそのままに、1回あたりの切断本数を増やせないかを検討しました。

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働きやすい職場を目指して

2022年 2月8日

組立グループでは多くの女性パート社員が組立作業を行っています。

<問題>

  • 作業現場ゆえ、どうしても雑然としており、女性にとって働きやすい環境であるかが心配。

可能な限り 5S を意識し、清潔感のある現場を目指していますが、「作業現場」の域を脱するのは難しいです。

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業者への連絡漏れを防ぐ方法

2022年 1月11日

美濃工場では第1工場のA棟とB棟、第2工場の3か所に廃棄する段ボールの回収箱があります。

A棟と第2工場は、週に2回のペースで回収業者に連絡をして回収していただきます。

B棟は廃棄する段ボールが少ないので、第2工場に来られた回収業者に声をかけ回収していただきます。

<問題>

  • 不在の時に回収業者が来られると依頼ができない。

過去に何度か連絡漏れで回収していただけないことがあり、B棟の回収箱がいっぱいになってしまうことがありました。

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作業台が働き方を変える

2021年 12月14日

加工機械の近くに、工具や図面を置くための作業台を置いています。

<問題>

  • 作業台の天板が低いため、作業や図面を見るときに姿勢が悪くなり、腰に負担がかかる。
  • 天板のスペースが小さく、物があまり置けないので、他の作業ができない。

作業台の下に備品を置いていますが、ここも狭く整理がしづらいため、いざ使いたいときにどこに何があるかがわかりづらく、作業に支障が出ていました。

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仕入先とのやり取りをスムーズに行うために

2021年 11月9日

素材の見積りや注文を仕入先に連絡する際、FAXで行っています。

<問題>

  • 手配の際、FAXを2回ずつ(計4回)送る必要があり、見積りから手配まで数日かかることがある。
  • 納品書が送られてきてから仕入入力、在庫計上などを行うが、届くまでに数日かかるので、業務が滞る。

FAXで使用する紙も多いので、運用体制だけでなく、エコの点からも何か良い方法がないかを検討しました。

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新入社員への指導方法を見直す

2021年 10月12日

新入社員への教育方法として、口頭だけで指導をする時があります。

<問題>

  • 口頭で説明を聞くだけだったり、実作業を見るだけだと、いざ一人で作業をするときに「次何をどうすればよいか思い出せない」「間違った判断をするのが怖い」と不安になり、ためらってしまう。
  • 結果、作業効率が悪くなったり、業務をしっかり覚えるまでに時間がかかったりする。

新入社員が業務に対して不安に思うことなく、効率のよい指導ができないか考えました。

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今までの発注方法を見直す

2021年 9月14日

注文書など一部書類は、FAXにてやり取りを行っています。

<問題>

  • テレワークを導入されるお取引先様が増え、FAXで事務所に送信しても、すぐにご担当者様まで情報が届かない場合がある。
  • FAXで送った後に、原本も発送しており、手間がかかる。

お取引先様と相談し、体制を見直すことにしました。

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工具の寿命を把握する

2021年 8月10日

センタリングクランプのベース部品を加工する際は、加工時間が長いため、基本的には無人運転をしています。

<問題>

  • さまざまな種類のツールを使用しているため、一つでも工具寿命の確認を怠ると、不良品になってしまう。

当社のツールの多くは、ソフトウェアで管理していますが、この加工機で使用するツールはまだ連携していませんでした。

そこで、不良品をなくすためにも、工具寿命を管理する方法を考える必要がありました。

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書類の保管方法を見直す

2021年 7月13日

処理が終了した製造依頼書や在庫転用に関わる書類は、種類ごとにファイルに綴じて保管しています。

<問題>

  • 書類への穴あけ作業や留め具の着脱などに手間がかかる。

処理後の書類を見返すことがあまり無いため、保管方法を見直すことにしました。

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作業手順を見直し、段取り時間短縮

2021年 6月8日

組立て作業を行う前に「工具・治具の準備」と「構成部品の集荷」をしています。

<問題>

  • 必要な工具を知るために、組立手順書を一通り読まなければならない。
  • 離れた場所にある工具を取りに行かなければならない。
  • 構成部品の集荷に時間がかかる。

組立にかける時間を増やすために、段取り時間を減らすことができないかを考えました。

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梱包資材を見直しコストを削減

2021年 5月11日

樹脂ガイドレール製品を出荷用に梱包する際、形状や長さによっては、クロネルと呼ばれる自己粘着梱包材を使用しています。

<問題>

  • クロネルは作業性が良い分、コストが高い。

日々の出荷量も多いため、見直すことにしました。

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手洗い場を使いやすくするために

2021年 4月13日

感染症対策のために手洗い場のタオルを布タオルからペーパータオルに変えました。

<問題>

  • ペーパータオルを置く場所が、シンクの下や奥まった場所しかなく、取りにくい。
  • ペーパータオルを取るために、かがんだり、奥まった場所に手を伸ばす必要があり、体に負担がかかる。

体への負担がなく、楽に取れるようなペーパータオル置き場ができないかを考えました。

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階段での転倒を防止するために

2021年 3月24日

加工後の機内は切削水で濡れています。濡れた機内で作業をした後、そのまま機外に出るので、階段も濡れてしまいます。

<問題>

  • 階段が濡れているので、滑りやすく危ない。

過去に階段でバランスを崩し、ヒヤリとすることがありました。

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作業ツールを見直して負担を減らす

2021年 3月9日

組付け作業でボルトを締める際に、六角棒レンチと六角Lレンチを使っています。

<問題>

  • 何度もボルトを締め込むことで手首に負担がかかる。
  • 増し締めする時、六角Lレンチへの持ち替えが面倒くさい。

1日に何百本もボルトを締めていると、手首が痛くなることがありました。

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レーザーマーキングの印字を見直す

2021年 2月24日

サムターンクランパー(QCTH0834)の操作指示「OFF↔ON」をレーザーで印字しています。

<問題>

  • 印字時間が1個当たり約1分かかる。

数百個に印字しなければならず、一日で終わらないことも多々あったので、見直すことにしました。

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貯蔵品の発注方法を見直す

2021年 2月9日

組立グループで使用する貯蔵品は約1,300品番あります。貯蔵品の手配は月に1〜2回で、使用した数量に対して必要数を手配しています。

<問題>

  • 発注のタイミングが月に1〜2回と少なく、1回に発注する品番数が多くなるため、購買担当者の負担になる。

手配だけでなく、棚に入れる作業も物量が多いため、面倒でした。

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都度発注品(社外品)の梱包の手間を減らす

2021年 1月26日

アルミ構造材を出荷する際は、中身が確認できるように「品番」「数量」「引合No.」等を記載したラベルを貼り付けています。

<問題>

  • 都度発注品(社外品)はデータ登録されていないので、ラベルが出せない。
  • その代わりに手書きでラベルを作っている。

物件の数が多い時や、1つの物件でも使用している都度発注品が多い場合はとても面倒でした。

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手作業をなくして別の作業がしたい

2021年 1月13日

アルミフレームで使用する結合部品の厚みを0.5mm切削する工程があります。そこで発生するバリを手作業で取り除いています。

<問題>

  • 数量が多いため、作業を始めると別作業ができない。

他の作業もできるように作業を見直しました。

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3Dプリンターで切粉対策

2020年 12月22日

ワークを加工した後は、治具の固定用の穴に切り粉や切削油が 詰まってしまいます。

<問題>

  • 毎回バキュームで吸い出さなければならない。
  • 穴の内側に切り粉が残っていると、位置決めボルトを傷つけてしまう。

毎回段取りの度に、時間をかけて掃除する必要があり、とても面倒に感じていました。

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アイボルトの落下による傷を防ぐ

2020年 12月8日

工程検査や出荷検査でアイボルトを取り外す際に、勢いよく回してしまい、アイボルトが吊り穴から抜け落ちて製品に傷を付けてしまうことがありました。

<問題>

  • 再研磨や修正が必要となり、各工程ごとの担当者に迷惑がかかる。
  • 追加工の内容や期間によっては納期が遅れる恐れがある。

治具プレートやイケールは工程数も多いので、アイボルトの扱いには非常に気を付けていました。

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加工工程を見直し、面倒な手作業をなくす

2020年 11月24日

ある部品に、すり割り加工を行う工程があります。

長尺物のワークを
  1. 指定長さに切断
  2. 穴加工
  3. すり割り加工
  4. 表面処理
の順に加工します。

<問題>

  • すり割り加工を行うと、端部や穴部分にバリが発生し、手作業で除去する必要がある。

表面処理に至るまでに、とても手間と時間がかかっていました。

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祝100回!! 改善活動に関するよくあるご質問にお答えします!

2020年 11月10日

いつも改善活動記をご覧いただき、ありがとうございます。

おかげさまでこの投稿をもちまして、100回目を迎えることができました。

そこで今回は、少し趣向を変えて、改善活動全体に対する皆さまからのご質問にお答えいたします。

私どもの取り組みが、皆さまの改善の参考になれば幸いです。

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ドライバーさんの負担を減らすために

2020年 10月27日

日々、運送業者による荷物の集荷がありますが、工場内に荷物があるのでドライバーさんは荷物の有無や明確な場所が分かりません。

<問題>

  • 配送担当の社員からドライバーさんへ指示が必要。
  • 担当が不在だと待っていただく時がある。

運送業者に迷惑が掛からないスムーズな出荷ができないかを考えました。

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ひと目で作業内容を確認したい

2020年 10月13日

アルミ構造材を加工している部署では、ひと目で作業内容を識別するために、台車に取り付けたフラッグ ( 出荷日や引合 No.が記載されたシート ) に各工程ごとに色分けした洗濯バサミを付けています。

<問題>

  • 初工程の作業者が図面を確認して、工程に応じた洗濯バサミを置き場に行ってフラッグの上に付ける。
  • 各工程が終わったら、それぞれの洗濯バサミをフラッグの下に移動させ、最終工程の作業者がまとめて洗濯バサミを置き場に返却する。

工程がすぐに確認できることは良いのですが、最初の取り付けと最後の返却が面倒でした。

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3D プリンターで作った治具で固定する

2020年 9月29日

クイック シャフト クランプの本体とレバーの位置を合わせるため、ピンを仮打ちする作業があります。

<問題>

  • 本体内部に板バネが入っているので、レバーを指で押さえながらピンを打つ必要がある。
  • 何個も作業する必要があり、押さえている指が痛くなる。

パート従業員が主に作業を行っており、なんとかしてほしいとの要望が多かったため、改善に取り組みました。

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毎日の清掃作業を見直す

2020年 9月8日

アルミ構造材の端面加工を横形マシニングセンタで行っています。

加工後は切り粉をエアーで払っています。その際に飛散しないように切り粉の行き先にパーテーションを置いています。

<問題>

  • 切り粉や切削油が床に落ちてしまうため、清掃に手間がかかる。

切削油が付着した切り粉は床に張り付くため、清掃がとても面倒でした。

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ワークキャッチャー × 3Dプリンター

2020年 8月25日

複合旋盤で加工を終えたワークは、ワークキャッチャーに乗せて排出しています。

<問題>

  • ワークキャッチャーの受け部分が緩やかなアール形状のため、排出のために傾けても落ちない場合がある。
  • ワークが落ちないため、エラーが出てしまい、自動運転が止まってしまう。

生産性向上のためには、安定した排出が必須でした。

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スラッジ回収装置の管理の手間を減らす

2020年 8月4日

機械のクーラントタンク内にスラッジが溜まるので、定期的に回収装置で吸い上げています。

<問題>

  • 回収装置の網部分にスラッジがくっついてしまい、すぐにクーラントが溢れてしまう。
  • クーラントが溢れないようにするために、少し掃除しては回収する、といった作業を繰り返す必要がある。

非常に手間のかかる面倒な作業だったので、なんとかならないかと思っていました。

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梱包袋のコストを考える

2020年 7月21日

製品の梱包で使用しているビニール袋の原料価格が値上がりしたことで、仕入先から値上げの相談がありました。

<問題>

  • 大幅なコストアップの場合、製品価格の見直しが必要となる。

仕入先と打ち合わせを重ね、コストアップを最小に防ぐ方法を模索しました。

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お客さまと改善を考える

2020年 6月23日

チェーンガイドの追加工品で、テーパ加工後に溝の全周に面取り加工 (C1) を行います。しかし、機械加工だとツールが干渉してしまうため、一つ一つ手作業で行っています。

<問題>

  • エアーヤスリで作業しているが、時間がかかる。
  • きれいに加工する必要があり、慎重に行うため、目と手に負担がかかる。

最初の加工で端面がテーパになっている箇所にも面取り加工があることや、手作業であるべきなのかと疑問をもったため、機械加工で対応できないかを関係者で検討することにしました。

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梱包材の保管方法

2020年 6月9日

エンプラのガイドレールなどの長尺物の梱包の際、クロネルと呼ばれるロール状の梱包材を使っています。

<問題>

  • 置き場を決めていないため、机の上に無造作に置かれている。
  • 梱包物の長さによっては、ロールが邪魔になり台車に移動させるなど、無駄な作業が発生する。

使用頻度も多いため、改善できないか考えました。

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ハンドプレス用治具の管理方法を考える

2020年 4月21日

組立て作業の中で、「部品の圧入」「ピン打ち」「止め輪取付」などのため、ハンドプレスを頻繁に使用します。

その際にプレスの先端が適正位置になるように、高さ調整用の治具ブロックを使っています。

<問題>

  • どの治具ブロックが適正なのかを管理していないので、探す必要がある。
  • 間違った治具ブロックを持ってきてしまったら、交換するために工具置き場を何度も往復する必要がある。

作業をするまでに無駄な時間が生じていました。

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連絡事項をいつでもだれでも確認できるようにする

2020年 3月24日

組付けの仕様変更や不具合案件、新規治具の運用など、重要な連絡を朝礼の際に社員、パート従業員に伝えています。

<問題>

  • 口頭で伝えるだけなので、徐々に忘れてしまう。
  • 欠勤した人に連絡が行き渡らない。

連絡事項が確実に行き渡り、且つ内容を常に把握できる必要がありました。

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図面の固定方法を見直す

2020年 2月12日

MC機によっては図面を確認しながらプログラムを作成しており、モニター横に図面を取り付けて作業を行っています。

<問題>

  • 機械テーブル上のワークと図面を照らし合わせたい場合は、図面をスタンドから外さなければならない。

付けたり外したりの作業がときどきあり、手間でした。

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効率よく集荷するために

2020年 1月28日

製品の組付けを行う前に、部品の集荷を行っております。指図書に構成部品と棚番が記載されており、A から T まである棚から集めています。

<問題>

  • ひとつの製品を組もうとした場合、構成部品が違う棚にあるため、移動距離が長くなる。

製品によっては構成部品が 10点を超えるものもあり、集荷に時間がかかっていました。

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作業デスクを見直して生産性を上げる

2020年 1月14日

組付け作業をする際に、製品によっては部品点数が多かったり、工具や専用治具などが必要になりますが、作業デスクのスペースに限りがあるため、どうしても工程を分ける必要があります。

<問題>

  • 工程ごとにそれぞれ必要なコンテナや小箱を机の上や横に運ぶ必要があり、工程を変えるたびに段取り時間が発生する。

どうしても机全体に部品や工具を置く必要があり、それを取ろうとする際の体への負担が大きかったです。

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加工時のミスト飛散を防ぐ

2019年 12月24日

アルミ構造材の端面の加工内容によって、横形マシニングセンタを使用する場合があり、加工の際には機内にミストを噴霧しています。

<問題>

  • 現状、板をワーク上面に当てて飛散を防いているが、全てのミストを完全に回収できる仕様ではないため、隙間からミストが飛散する。

空調設備を新しくしたこともあり、ミストの飛散がより気になるようになったため、改善することにしました。

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手順書の必要性

2019年 12月10日

組立作業前に構成部品を自動倉庫から出します。

<問題>

  • 新入社員や若手に対する指導は口頭のみで手順書がないため、日を置いて作業しようとすると忘れている場合がある。
  • 出庫作業のたびに不安になり上司に確認をしている。

だれでもいつでもスムーズに出庫ができるような手順書を作る必要がありました。

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部署間の連携を見直す

2019年 11月26日

入荷されたハンドルはメッシュボックスパレットに入っています。パレットの移動を最小限にするべく、品質保証部門と梱包部門の間に共有スペースを設け、そこに検査前のパレットと検査後のパレットを置いています。

<問題>

  • 共有スペースの明確な運用、管理が定まっていないため乱雑に置かれがち。
  • パレットが溜まってきたら、納期や作業順に並べ直す手間が発生。

無駄な作業を減らすために、管理を見直すことにしました。

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研磨工程を見直して作業効率を上げる

2019年 11月12日

写真のようなブロックを研磨する際、全行程を平面研磨機1台で研磨していました。

<問題>

  • 平面研磨機はワークを載せるテーブルが小さいため、一度に多くを載せることができない。
  • 取り代も多いため、時間がかかる。

まとまった数の加工依頼が入った際は、とても時間と手間がかかり大変でした。

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梱包作業時間の短縮

2019年 10月21日

製品を倉庫で管理する際は、決められた数量を防錆袋に入れています。

<問題>

  • 手でカウントをしているので、製品の数量が多いと時間がかかる。

時間と集中力のいる面倒な作業なので、改善に取り組みました。

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樹脂ワークの安定したクランプ方法

2019年 10月8日

コの字形状の樹脂ワークをクランプする際、歪みが発生してしまい、安定して固定ができません。

<問題>

  • クランプ力が弱いと、ワークがドリルの抵抗で浮き上がることがある。
  • 浮き上がり対策として上からストラップで固定しているが、段取りに時間と手間がかかる。

問題点を解決するために、クランプ方法を見直すことにしました。

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備品の管理方法を見直す

2019年 9月24日

ハサミやペンなどの備品を、各作業台の上で梱包資材に入れて管理しています。

<問題>

  • 備品を使用した後に、違う場所に返却してしまうことがある。
  • 梱包資材では見栄えが悪い。

多くの人が備品を使用するので、管理を見直すことにしました。

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3Dプリンターで組み付け時間を短縮

2019年 9月10日

スクリュージャッキ(BJ330)の組み付け作業の際、本体部にジャッキボルトをねじ込む工程があります。

<問題>

  • 手で回すため、時間と手間がかかる。

何個も組み付けると、手が疲れて痛くなることがありました。

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化学物質規制コンプライアンスの問い合わせ対応

2019年 8月20日

化学物質規制には、EU圏内の「RoHS指令」や「REACH規則」や、アメリカの「紛争鉱物条項」があります。当社製品を輸出されるお客さまは、化学物質規制を遵守しているかの確認ができないと、EU圏内やアメリカで製品を販売することができません。

<問題>

  • 業務部や営業部署(テクニカルセンター)に問い合わせをいただいた場合、「受付」「品質保証部への連絡」「回答」の対応が必要となり、対応が遅くなる。
  • お客さまからの問い合わせに対し、迅速に回答を行わなければならないケースがある。

お客さまに可能な限り早く対応ができるように、社内システムを見直すことにしました。

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必要なサイズをすぐに見つける

2019年 8月6日

穴加工後の洗浄にブラシを使用しています。

<問題>

  • 一箇所にまとめて保管しているので、必要なサイズが見つけにくい。
  • 使用するうちにサイズ表記が消えてしまい、サイズが分からなくなる。

欲しいサイズを探すだけで、時間が掛かっていました。

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滑りやすい床での作業を見直す

2019年 7月23日

工場内のある場所は、梅雨などの雨が続く日などに、湿度が高くなり床に結露が発生します。

<問題>

  • 滑りやすく、大変危険。

機械周りだと、切削油などでさらに滑りやすくなり、バランスを崩すことがありました。

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機械のコンセントを識別するために

2019年 7月9日

加工機械のプラグを写真のように差して使用しています。

<問題>

  • 工場のレイアウト変更や、一時的に抜き差しをしたい場合に、どのプラグがどの機械のものなのか、すぐに分からない。

抜き差しの頻度が低いので、いざという時に前回の記憶も残っておらず、結果、一から調べ直す必要がありました。

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3Dプリンターで作業効率UP & 負担軽減

2019年 6月25日

BJ131シリーズの組み付けで、ベース部分にコイルスプリング、フック、ボルトを入れる作業があり、六角レンチを回して固定しています。

<問題>

  • コイルスプリングを縮めるために、フックを押さえてレンチを回す必要があり、手首などに負担が掛かる。
  • 手を滑らすと、押さえていたフックが飛んでいく危険がある。

女性が組み付けることが多いため、早急な改善が必要でした。

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ひと目で優先順位を見分ける

2019年 6月11日

製品の加工から梱包に至るまで、マグネットで指図書を付けて移動しています。

<問題>

  • 納期を確認したい時は、指図書の近くまで行く必要がある。
  • 長年使用しており、マグネットの劣化で見栄えが悪い。

マグネットを交換するのをきっかけに運用を見直すことにしました。

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体への負担が大きい、低い姿勢の作業を見直す

2019年 5月28日

部品を保管している棚には、棚板の側面に品番表示をしています。

<問題>

  • 最下段の品番を確認をするときに、座って覗き込む必要がある。
  • 作業が続くと、腰を痛める。

体への負担を考え、改善に取り組むことにしました。

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クランプ作業の平準化

2019年 5月14日

あるワークを加工する際、ストラップを用いてクランプしています。

<問題>

  • 治具が加工ツールや加工箇所に干渉しないように慎重に位置調整をする必要がある。

どうしても、作業者によってセッティングにバラツキが出ていました。

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重量物を安全に持ち上げる

2019年 4月23日

背の低いイケールを加工する際、上面の吊り穴加工を2工程目に行っています。2工程目の治具にイケールをセットする際、吊り穴が無くアイボルトが使用できないので、マグネットで吊り上げています。

<問題>

  • 鋳肌の面で吊り上げるため、接地面が少なく危険。
  • 磁気を帯びているため、底面に切り粉が付着して、傷や精度に影響が出る可能性あり。

落下の危険があるので、慎重に作業をする必要があり、段取り時間もかかっていました。

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社内間の運搬作業を効率化する

2019年 4月9日

長尺物の移動の場合、台車ごとトラックに積むと物がバラバラになってしまい不安定で危険なので、一つ一つ手作業でトラックの荷台に積んでいます。

<問題>

  • 一つずつ積み込むので、時間と手間がかかる。
  • 荷物のボリュームが多い場合は、移動先への運搬回数を増やす必要がある。

時間と労力のかかる面倒な作業でした。

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無線を活用して段取り替え効率を上げる

2019年 3月26日

製品へのマーキング作業は 1ロットあたり15~20分ほど掛かるので、その間は他の作業をしています。

<問題>

  • マーキングが完了していても、なかなか気付くことができないため、段取り替えにロスが生じる。

表示灯を付けたのですが、他の作業をしていると見落とすことがあり、改善が必要でした。

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3Dプリンターで、必要なものを必要な数つくる

2019年 3月12日

加工後の穴や、治具の基準穴の切粉を、バキュームホースと社内で製作した専用の筒先を使って除去しています。

<問題>

  • 筒先の本数が加工機の台数に対して少ないため、都度どこにあるかを探す必要がある。
  • 1サイズしかないので、穴サイズによっては切粉の除去に時間が掛かったり、目詰まりが起きるなど、作業に支障が出る。

必要なものなので、すぐに製作したかったのですが、業務の都合上なかなか対応できませんでした。

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時間を有効活用する方法

2019年 2月26日

マシニングセンタで使用する切削水を用意する際、空ドラム缶に水を貯めて、その後に原液と混ぜています。

<問題>

  • 水を貯めている間、溢れる恐れがあるためドラム缶の近くから離れられず、他の作業ができない。

過去に、他の作業をして水を貯めているのを忘れてしまい、溢れてしまうことがありました。そのため、水が貯まるまで 10分程度は、近くで待機していました。

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不快な作業をなくしたい!

2019年 2月12日

サイドクランプの底面は、塗装後に防錆コーティング剤を塗布しています。

<問題>

  • 防錆剤の匂いが強く、作業者だけでなく、周りの人も気分が悪くなる。
  • 換気扇の下で作業する必要がある。

この工程が終わらないと次の工程に進めませんが、すぐに取り掛かれないため、部品が滞留してしまうこともありました。

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多数個取りで時間を短縮

2019年 1月22日

製品にマーキングをする際に使用している治具では 1本ずつしか印字ができませんでした。

<問題>

  • 1本を印字するのに段取りも含めて 6分位かかる。

印字するワークの数量も多く、とても時間がかかっていたので、見直すことにしました。

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レイアウト変更で時間短縮

2018年 12月11日

製品の検査業務の際に、一日平均 100 件のパソコン入力作業 (検査履歴など) があります。この作業は、作業効率と入力ミスを防ぐために、専任の作業者がいます。

<問題>

  • 検査員が入力作業者のいる部屋まで書類を持ち込む必要があり、往復に時間がかかる。

検査員は 4名おり、平均往復時間は 20秒もかかっていました。

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刃物の交換目安を明確にする

2018年 11月27日

アルミフレームの切断にチップソーを使用しています。フレームの限度見本を基準にチップソーの交換や再研磨を行っていますが、性能評価の目安は使用日数で行っています。

<問題>

  • 基準が漠然としており、交換や再研磨のタイミングに毎度迷う。

人やその時々によって基準が変わるので、明確にする必要がありました。

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面取りで左右を確認する

2018年 11月13日

リトラクトクランプを組み付ける際に、ピンを挿入する工程があるのですが、ピンの溝穴を基準に向きが決まっています。

<問題>

  • ピンの向きを意識する必要があるが、溝穴が複数あるため分かりづらい。

挿入方向を間違えることが多々あり、次工程で修正をする必要がありました。

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入庫時の腰への負担を考える

2018年 10月30日

入荷した素材は、パレットからカゴに詰め替えて自動倉庫に入れています。

<問題>

  • 台車から自動倉庫の荷受台に載せる際に高さが異なるので腰や背中への負担が大きい。

素材によってはカゴの重量が 30kg を超える場合もあり、かなり大変でした。

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検査器具の管理方法を見直す

2018年 10月9日

製品の検査を行う場合、共有の検査器具を使用しています。保管方法として、個別の箱に入れて管理をしています。

<問題>

  • 取り出し、片付けが面倒。
  • 中身が分からないので、探す必要がある。

大きめの箱サイズのため、保管場所を広く取る必要がありました。

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ボルトを早く、楽に締める

2018年 9月25日

マシニングで使用する治具の中に、ワークの高さを出すために写真のようなスペーサーを使用します。

<問題>

  • ボルトを締め付けるスペースが狭いため、作業がしづらい。
  • 六角材とラチェット式のメガネレンチを組み合わせていたが、何度も動かす必要がある。

時間と労力を必要とする作業でした。

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機械に任せて負担を減らす

2018年 9月11日

アルミフレームのジョイント用にザグリ穴を加工します。その際発生するバリを手作業で除去していました。

<問題>

  • バリ取りの頻度が多く、作業効率が悪い。

この作業が続くと、手が痛くなることもありました。

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身体への負担を考える

2018年 8月28日

アルミフレームを加工した後は、洗浄と乾燥をさせる工程があります。

<問題>

  • 短尺フレームを並べる場合、中腰になる必要があり、身体への負担が大きい。

この作業をしている女性パートさん達から改善の要望がありましたので検討しました。

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梱包の材質を変えると仕事が変わる

2018年 8月7日

フレームを梱包する際に段ボールを使用しています。

<問題>

  • 表面がザラザラしていて、テープが簡単に (勝手に) 剥がれてしまう。
  • 剥がれないように指で強く押し付ける必要がある。
  • テープをいろいろ変えてみるも効果はいまひとつ。

せっかく梱包をしたものが、一夜明けると剥がれている、といった事もありました。

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工程を見直して、無駄な作業を減らす

2018年 7月24日

クイックシャフトクランプの製作工程では、メッキ処理をした部品に止めネジを4箇所入れる作業があります。

<問題>

  • メッキ処理の際にネジ穴に汚れが付着するため、掃除が必要。
  • 手間と時間がかかる。

3D プリンターで掃除 / 組付用にそれぞれ専用治具を製作したことで昔よりは時間短縮できたのですが、もっと根本を見直すことにしました。

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治具プレートの管理方法

2018年 7月10日

シャフトを曲げる加工の増加に伴い、管理する治具も増えてきました。

<問題>

  • 決まった置き場がないので、パレットに重ねて積んでいる。

重なり合った治具から必要なものを取り出すのは一苦労でした。

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長尺重量物を一人で安全に吊る

2018年 6月26日

アルミフレームの 6m 材の中でも、人の力で運べない重量物はベルトスリングを使ってクレーンで運搬しています。

<問題>

  • フレームが重いので、ベルトスリングを通す時に一人で作業ができない。

一番重いものだと 80kg 位あるので、持ち上げる担当者の身体的負担が大きかったです。

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加工工程を見直し、無人加工が可能に!

2018年 6月12日

写真のようなブロックの加工は全 3工程あり、一工程ごとに標準冶具を組み換えています。高さが 300、400、500 のサイズがあり、それぞれに段取り替えが必要です。

<問題>

  • 治具の組み換えに時間と手間がかかる。
  • 各工程の加工時間が短いため、無人運転ができない。

他の製品の加工もあるため、無人運転が目標でした。

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2S 活動の実施

2018年 5月22日

備品保管庫や棚に、多くの工具や治具を置いています。

<問題>

  • 不要なもの(最近全く使用していない、壊れている等)や、専用治具などが増え続けて場所をとっている。

棚卸しの時に、普段使わないものまでカウントする必要があり、とても手間でした。

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図面の『見える化』

2018年 5月8日

図面を確認する際、年を重ねると、老眼鏡をつけても細かい文字が見えにくくなってきます。

<問題>

  • 老眼鏡に加え、ルーペを使っているが、図面の一部しか見れず、全体を把握しづらい。
  • 拡大コピーをしているが、コピーをする時間と紙がもったいない。

図面を見誤らないためにも改善は必須でした。

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包装機の段取り替えを減らし、包装数を増やす

2018年 4月24日

ロット数が50個を超えるような製品は、手作業で袋詰めをするよりも包装機を利用した方が早く作業ができるため、数量によって梱包方法を選んでいます。

<問題>

  • 50個位の製品が続くと、機械の稼働時間よりも段取り替えの時間の方が長くなり、効率が落ちる。
  • 未包装在庫が増えてしまうと、納期などで優先順位をつけて対応するため、余計に効率が落ちる。

未包装在庫を所定の保管場所に置き切れなくなり、「別の場所で仮保管」→「所定の位置へ戻す」といったムダな作業をすることも多々ありました。

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フォークリフトで安全に運ぶために

2018年 4月10日

パレットの積み下ろし作業を行う際、場所をなるべく取らないように、パレットの間隔を極力近づけるようにしています。

<問題>

  • 差し込んだフォークがパレットから出すぎていると、奥のパレットに近づけた際に接触する。
  • 差し込みが少ない場合、バランスを崩す危険がある。

作業をする際は、フォークの差し込み具合をリフトから降りて都度確認する必要がありました。

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エアブロー時に吹き返しが来ないように

2018年 4月2日

接着が必要な組付部品は、事前に洗浄作業を行い、エアーガンで洗浄液を取り除いています。

<問題>

  • 洗浄液の吹き返しが顔や服に掛かる。

なるべく自身に掛からないように気をつけながら作業をするのが面倒でした。

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センサーよりも先に高さを確認する

2018年 3月13日

自動倉庫へ製品を入庫する際に、パレット通過ゲートの高さ感知センサーが分かりづらいので、エラーが発生することがありました。

<問題>

  • エラー解除、復旧作業 : 約5分

倉庫が一時的に止まることで、他の業務にも支障が出ることがありました。

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ボール盤で簡単に芯を出す方法

2018年 2月27日

ボール盤で加工を行う際に、ドリルチャックに付けた芯出し治具と、あらかじめワークに付けた印を、目視や定規で合わせています。

<問題>

  • 段取りに時間が掛かる。
  • 芯がズレて不良が発生してしまう可能性がある。

過去に、芯がズレた状態で加工をした時に、ドリルが破損してしまう事もありました。

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不要な木パレの再利用

2018年 2月13日

製品や素材の入荷時に使用したパレット(木製、樹脂製)は産廃にて処理をしています。

<問題>

  • パレットでの入荷が多いため、管理場所がいっぱいになってしまう。
  • 処理費用がかかる。

できるだけ再利用を心がけていますが、量が多いためどうしても廃棄量は減りませんでした。

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工具レス化で作業効率を上げる

2018年 1月23日

エアー式クランプの稼働テストの際、左写真のように工具を使ってストラップで本体を固定しています。

<問題>
  • 月に300個の検査をする必要があるので、固定用のボルトの締付け取外し作業に時間がかかる。

他の作業もあるので、効率を上げる必要がありました。。

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カバーで誤操作を防ぐ

2017年 12月12日

社内の加工機の中に、ツールを上下させる操作スイッチのすぐ横に起動スイッチが配置されている機械があります。

<問題>
  • 操作スイッチを押すつもりが間違って起動スイッチを押してしまう恐れがある。

実際に過去に2,3度押してしまいました。そのうち1回は、刃具を破損させてしまった事もありました。

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治具についた切粉を落とす

2017年 11月29日

5面加工機で加工した後に、下に落ちた切粉をほうきで掃いて除去しています。

<問題>
  • ワークの下の隙間が狭いため、手間が掛かる。
  • 治具周りの切粉が完全に除去できないので、次に治具の位置を替える時に支障が出る。

手間のかかる面倒な作業でした。

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重いワークを1人でセットする方法

2017年 11月14日

15kg以上ある重いワークをNC旋盤のジョーへセットする際に、一人では重く持つことが難しいので、二人掛かりでワークを運んでいます。

<問題>
  • ワークの形状によっては二人だと持ちにくい。
  • 落下する危険性がある。

安全に一人でもワークの着脱ができる方法はないかを常に考えていました。

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引き出しの中身を細分化したら探す時間が3分の2に!

2017年 10月26日

指図書を協力工場ごとに引き出しに入れて管理をしています。

<問題>
  • 一つの引き出しの中に何種類かの指図書が入っているので、欲しいものを探し出すのに時間がかかる。

探す頻度が高いので、簡単にできたら良いなと常に思っていました。

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ハサミを使わずにバンドをはずす方法

2017年 10月10日

今までは、写真のようにPPバンドを締めていました。

<問題>
  • ハサミやカッターで切りにくく、取るのに手間がかかる。

カッターだと勢い余って製品に傷をつけてしまう危険がありました。

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飲み物の賞味期限・在庫数を明確化

2017年 9月26日

お客さまへ出すお茶や水、社内で使用する調味料の賞味期限は使用する時に確認をしています。

<問題>
  • 使う時に賞味期限が近づいているのに気付いて発注する。
  • 同じものが別の冷蔵庫にあるのに、気付かずに発注してしまう。

工場見学で多くの方がいらっしゃる際は、賞味期限や在庫数を確認するのに時間がかかっていました。

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当たり前を見直したら作業が楽になった

2017年 9月12日

工場の一部のエリアは天井からの光量が少なく、加工前の傷確認が大変でした。

<問題>
  • 見落としがないように顔を近づける必要があるため、姿勢が悪く、腰に負担がかかる。
  • 少しずつ慎重に見る必要があるので、確認をする時間が長くなる。

傷のない良品をお客さまに届けるためには、仕方がないと思っていました。

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製品ごとの温度調整を不要に!

2017年 8月24日

包装をする際、製品によってポリ袋と防錆フィルム袋の2種類を使い分けしています。 それぞれ材質や厚みが違うので、圧着をする設定温度が異なります。

<問題>
  • 袋を段取り替えする際に、その都度温度を調整する必要がある。
  • 設定温度に達するまでの時間は作業が出来ない。

温度を下げる場合にエアーガンで冷ますなどの改善をしてきましたが、どうしても時間が掛かっていました。

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樹脂の切り屑を簡単に除去する方法

2017年 8月8日

ポリアミド製のプーリーを加工する際に、テールストックの回転センターに切り屑が固く巻き付いてしまいます。

<問題>
  • 金属のように粉々にできないため固く巻き付いてしまい、除去するのに時間がかかる。
  • ハサミで切っているが、ガラス繊維を含む樹脂なので、1日で使い物にならなくなってしまう。

固く巻き付いたまま加工を続けると、下に落ちた切り屑まで巻き上げてしまい、加工不良を発生させることもありました。

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パレットを安全確実に積む

2017年 7月25日

空のパレットを棚に返却する際、どうしてもズレてしまう。

<問題>
  • 重ねるごとに、少しづつズレてしまうため倒壊の恐れがある。

安全に作業をするためには改善が急務でした。

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手を汚さずに防錆処理が簡単に

2017年 7月5日

製品の中には、ネジ部だけを防錆処理する作業があり、ウエスに防錆油を染み込ませて塗っています。

<問題>
  • 手が汚れてしまう。
  • ノブやレバーの部分まで防錆油が付いてしまう。

余計な拭き取り作業が発生し、効率が悪かった。

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段替え時の部品脱落を防ぐ

2017年 6月20日

プレート加工用の治具は、工程ごとに使用するタップ穴が異なるので、使用しないタップ穴には切粉防止としてフタを付けています。

<問題点>
  • マイナスドライバーでフタを外す際に、手で支えていないと落ちてしまう。(取り付け時も同様)

落として治具に傷がつかないように気をつかっていました。

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製品の特長を理解して組み立てるメリット

2017年 5月31日

主にパートさんが製品の組み立てを行っていますが、組み立てている製品がどのような用途で使われるものなのかは知りませんでした。

<問題点>
  • 傷や汚れ、動作など、なぜその症状が問題となるのかが分からないので、その都度社員に合否の確認をする必要がある。

組み立てる製品数が多いため、確認に時間が掛かっていました。

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数えずに梱包する改善

2017年 5月11日

一袋に20個入っている製品で、売れ筋だと数百袋の梱包作業が必要となる。

<問題点>
  • ひたすら数えて袋詰め作業の繰り返しで時間が掛かる。

集中力と根気が必要で、作業が終わる頃には疲弊していました。

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電動ドライバーの改善

2017年 4月17日

組付作業を行う際に、写真のように電動ドライバーを使用しています。

<問題点>
  • 電動ドライバーが重いので、手首に負担が掛かる。
  • 体勢が悪いので、作業がしづらい。

多くの組付作業で電動ドライバーを使うので、早急な改善が必要でした。

続きを読む

サビ止め作業の改善(3Dプリンターの活用)

2017年 3月28日

製品の組付けや、加工付きハンドルのサビ止めにスクリューブラシを使用しています。

<問題点>
  • 作業のしやすい、柄の長いものだと1本100円。
  • 柄の短いものだと1本20円だが、握りづらい。

費用を抑えるために柄の短いブラシを使っていますが、使い勝手が悪く、手に負担が掛かります。

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寸法確認はその場で!

2017年 3月7日

製品が入荷した際に、類似製品やサイズ違いの製品が多々あり、どの品番なのか確認するために、毎回メジャーやノギスを机まで取りに行っていました。

<問題点>
  • 都度、測定器具を取りに行くのは効率が悪い。

ノギスを持ったまま台車を押すのも安全性に欠けていました。

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持ち出された工具の所在が一目瞭然

2017年 2月17日

各機械の担当者数人で、複数の工具を共有して使用しているため、工具置き場から持ち出された時に、その所在が分かりませんでした。

<問題>
  • だれがどこに持っていったのかを探す必要がある。

工場内を行き来しなければならず、探すのに時間がかかっていました。

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奥に残った切粉を除去する方法

2017年 1月31日

長尺物のワークを加工した際に、切粉をエアーガンで払っていますが、奥深くまでエアーが届かず、切粉をなかなか除去できませんでした。

<問題>
  • エアーガンで両端面から何回もエアーブローしないと切粉が取れないので、時間がかかる。

ノズルを長くしたりと様々な方法を試しましたが、これといった改善には繋がりませんでした。

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治具の高さを簡単に出す方法

2017年 1月12日

5面加工機で段取り替えをする際に、ワークの平行をある程度出しておきたいので、それぞれの高さを合わせておく必要があります。 そのためにベースプレート上でピックを滑らせて高さを見ていました。

<問題>
  • 切粉やタップ保護部品などに引っかかり、針がズレてしまう。

何度もやり直しをする為、時間がかかっていました。

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階段下スペースの有効活用

2016年 12月15日

工場の階段下の空間に、普段使用しない備品が無造作に置かれていました。

<問題>
  • 備品を取り出す際に、階段に頭をぶつけてしまう。
  • 床に直置きしているので、掃除の時に動かす必要があり、非常に面倒くさい。

工場をより安全に、かつ作業の効率を上げる為には整理整頓が必須でした。

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穴加工後の切粉除去対策

2016年 11月24日

穴加工後に切粉が中に残ってしまうので、エアーガンで掃除をしていました。

<問題点>
  • エアーにより切粉が飛散するため、周囲が汚れたり、目に入る危険がある。
  • 穴の数が1000を越えるワークも有り、時間と労力が必要。

だいたい1日5分の手作業が2回(一ヶ月に3時間30分ほど)必要でした。

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T溝のバリ取り作業をより早く

2016年 10月27日

T溝加工付きのプレート、イケールの生産が増え、内部のバリ取りにかける時間が長くなってきました。(赤色部分)

<問題点>
  • 棒ヤスリなどを使用しているが時間と手間がかかる。
  • バリが取れたかどうかを都度確認しながら作業をしている。

T溝の本数が多いほど、長く作業時間を取られていました。

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消耗品管理の手間を削減

2016年 10月13日

事務消耗品(コピー用紙・ペンなど)を使用する人が多く、気がつくと在庫がない…、ということも。

<問題点>
  • 手配担当者以外、発注をしているか否かが分からない。
  • 購買担当者による定期的な在庫チェックが必要。
  • 2重発注の可能性。
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取付穴の切粉対策

2016年 9月29日

5面加工機の治具プレートには、取付穴が数箇所あり、基準穴プレート上で取付穴を変更することで、様々なサイズのワークに対応できるようになっています。

<問題点>
  • 穴が複数箇所あるので、使用しない穴に切粉が入る。
  • 穴の切粉が錆びることで、治具プレートまで錆びてしまう。

1日に2回程、治具段取り替えを行っていますが、その都度行う掃除に時間が掛かり面倒でした。

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作業台の切り粉対策

2016年 9月15日

作業や整理整頓ができるように、加工機の横に作業台を設置しています。

<問題点>
  • 切り粉や油などで、掃除をしてもすぐ汚れてしまう。

工具や図面が汚れると、作業に支障がでる恐れがありました。

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梱包箱の仕様を見直しコストを削減

2016年 9月1日

製品梱包用の箱を数多く使用していますが、中でも一番小さいサイズの箱の使用頻度が高く、小さいながらもコストが掛かっていました。

<問題点>
  • 使用する数が多いため、コストが掛かる。
  • 保管スペースの確保が必要。

今後もずっと使用するので、早期の見直しが必要でした。

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中身が分かりづらいカゴ管理の見直し

2016年 8月9日

製品を搬送するボックスの中に仕切りを入れているのですが、使わない時はカゴに適当に入れていました。

<問題点>
  • どこに、どれだけ、どのサイズがあるのかが分からない。
  • 使用の度に無駄な積み下ろしが発生する。

また、乱雑に入れていたので、すぐに仕切りが傷んでいました。

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スペースのない場所でのボルト固定を考える

2016年 7月25日

六角穴付ボルトを使用して治具やワークを取り付ける際、六角レンチが入り込めない箇所や、回すストロークがあまりとれない箇所があった。

<問題>
  • 作業に時間が掛かる。
  • レンチが治具やワークと当たらないように慎重に作業をしないといけないので、力が掛けづらい。

少しずつ少しずつ締めるのが非常に手間でした。

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アイボルトによる傷を未然に防ぐ

2016年 7月5日

アイボルトを取り付ける時、製品にしっかりと取り付けると、取り付けた面に傷を付けてしまう為、本来の使用方法による安全な使用が出来ませんでした。また、取り外す時もネジ穴からアイボルトが外れた際に、不注意で製品上にアイボルトが転倒し、製品面に傷がついてしまう事がありました。

<問題>
  • 着脱の際に、加工面や研磨面に傷を付けてしまう。 (傷を付けないために、加工ワークとアイボルトの間に少しの隙間を設けていました。)
  • 傷が付くと、再加工が必要になる。

アイボルトを着脱する時は、気を遣う必要がありました。

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搬送のついでに掃除をしてくれる台車

2016年 6月20日

加工現場の通路は切粉や油ですぐに汚れてしまいます。また、資材を運搬するために通路幅を広くしているので、掃除が面倒でした。

<問題>
  • 切粉や油の掃除に時間が掛かる。

なるべく手間を掛けずに、日々の掃除が楽になったらいいなと思っていました。

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ダンボール資材の無駄な積み下ろしを減らす

2016年 6月7日

●受け入れから保管までの流れ

納入業者が平台車を取りに行き、ダンボール資材を積む。

積まれた資材を社員が所定の場所に移動して下ろす。

<問題>

  • 納入業者と社員が、2回積み下ろしを行っている。

この流れが当たり前なのですが、どうにか1回で完結できないものかと考えました。

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楽にボルトを綺麗にしたい

2016年 5月10日

機械テーブル上に複数配置した治具プレートをボルト固定しているのですが、段取り替えでボルトを外した時に、切粉が付着してしまいます。

<問題点>
  • 汚れたボルトをそのままにすると、固着して除去に手間がかかる。
  • エアブローだと切粉が飛散するため、保護メガネが必須。

治具プレートの数だけボルトがあるので、非常に手間でした。

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コピー機の運用を見直し、経費を節減

2016年 4月22日

コピー用紙の使用状況を確認したところ、B4サイズのコピー用紙は月に1回、出勤簿のみの使用で、他には使っていませんでした。

<問題点>
  • 出勤簿のためだけにB4サイズの用紙を手配している。
  • B4サイズはコピー機のトレイに常にセットされ、使用頻度の高い裏紙は手差しトレイで都度少量を補充している。

B4である必要を考えたのですが、特に理由はありませんでした。

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コンテナへ収納する際の作業効率アップ

2016年 4月5日

製品の傷防止と切削油による汚れ防止の為、コンテナ底部に適当なサイズにカットした緩衝材(新聞紙)を使用しています。

<問題点>
  • コンテナ内部と新聞紙のサイズが違うため、新聞紙を手で押さえながら製品を入れないといけない。
  • 製品を入れる回数が多いため、手間と時間が掛かる。

上手に入れないとカドが浮いてしまい、荷崩れを起こすこともありました。

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積荷を雨から守る

2016年 3月25日

メッシュボックスパレットを1tトラックへ積み込む際にシートをかぶせています。ですが、パレットの角が引っかかって穴が開いてしまい、雨漏りの心配がありました。

<問題点>
  • 雨で積荷が濡れてしまう。
  • シートの補修をしたり、予備のシートを2重にかけているが面倒。

不良品を発生させないためにも、対策は必須でした。

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無駄な照明を見直す

2016年 3月8日

端面加工機 3台とボール盤 1台の計 4台を担当している作業者は、頻繁に機械の間を行き来するため、作業エリアの蛍光灯を点けっぱなしにしていました。

<問題点>
  • 無駄な電気代

都度電気のON/OFF をするのも忘れがちで、できていませんでした。

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通路の死角を無くして事故を防ぎたい

2016年 3月1日

工場内は死角が多く、出会い頭の事故が起こる可能性がありました。

<問題>
  • 重量物を搬送しているリフトは急に止まれない。
  • もし事故が起きたら重大な怪我に繋がる。

今まで事故は無いですが、危ないと思った経験は多かったです。

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治具用ボルトの整理整頓

2016年 2月9日

ボルトを治具から取り外してサイズ毎で箱に戻して保管する際、ボルトの長さが分かりにくいため、混入などの問題が発生。

<問題>
  • スケールで都度測るのは手間がかかる。
  • スケールではなく、他のボルトと長さを比べて入れる時もある。
  • 間違えた箱に入れてしまう事も。
  • 結果的に使用する際も、箱の中身が信頼できずいちいちスケールで長さを確認する事に。

とにかく、とても手間がかかってました……。

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はじめまして!

2016年 2月9日

2011年から継続的に行っている工場の改善活動。製造部と品質保証部で小さなグループを作り、毎月1つずつ改善活動を社内で発表しています。ここでは、成果の得られた活動をピックアップしてご紹介していきます!

その前に、イマオの工場ってどんなところなのでしょう?

簡単にご紹介いたします!

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