イマオ美濃工場からの改善活動記

ハンドプレス用治具の管理方法を考える

2020年 4月21日

BEFORE 〜改善前〜

組立て作業の中で、「部品の圧入」「ピン打ち」「止め輪取付」などのため、ハンドプレスを頻繁に使用します。

その際にプレスの先端が適正位置になるように、高さ調整用の治具ブロックを使っています。

<問題>

  • どの治具ブロックが適正なのかを管理していないので、探す必要がある。
  • 間違った治具ブロックを持ってきてしまったら、交換するために工具置き場を何度も往復する必要がある。

作業をするまでに無駄な時間が生じていました。

AFTER 〜改善後〜

治具ブロックに高さを記したシールを貼り、組立手順書にその寸法を明記するようにしました。

<効果>

  • 治具ブロックを探す手間、違っていた場合の往復する時間を削減できた。
  • 行っている作業に対して、どの治具ブロックが合うのかを考える必要がなくなった。

最近、ハンドプレスを使った作業が増えているので、時間短縮の効果がより大きく現れています。

メンバーからの一言

パート従業員が主に組立て作業をしており、専属でその製品の組付けを行っているわけではないため、どうしても日が空いたりすると、忘れてしまいました。

手順書に明記することで、間違えることなく作業ができるようになったため、好評でした。

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