毎日の決まった作業を自動化する
BEFORE -改善前-

仕入先企業への持込みや引取り業務を「配車予定表」で管理しています。
配送担当者に依頼をする際は、事務所で配車予定表を印刷して、少し離れたところに直接届けています。
<問題>
- 毎日印刷のためにデータを開き、表を印刷しなければならない。
- 直接手渡しする事で、時間と手間がかかる。
- 配車予定表が渡されなかった場合、配送がないのか、手渡し忘れなのか、の確認作業を配車担当者がしなければならない。
とてもアナログな方法でしたので、改善できるところが無いか見直すことにしました。
AFTER -改善後-

RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)とパソコンのタスク管理機能を活用して、データの起動から印刷までを自動で行えるようにしました。
※RPAは、人がパソコンで行う定型業務を、ソフトウェアロボットが代わりに行ってくれる技術です。
<効果>
- 毎日決まった時間に、配送現場の近くにある複合機から配車予定表が自動で印刷されるため、人が印刷したり運ぶ必要が無くなった。
- 配車担当者はそのプリントを確認して業務を実施できる。
- 配送が無い場合にも「配送なし」と案内されるため、確認の必要が無くなった。
新しい技術を導入したことで、毎日の作業が自動化されて、業務がとても楽になりました。
他にも応用できないか引き続き検討していきます。
メンバーからの一言
改善によって手間が減ったのはもちろんですが、同作業を忘れないように意識することや、忘れたときの確認対応などの精神的な負担も軽減され、ストレスフリーな運用ができています。
