未使用在庫の保管方法の見直し

2023年9月12日

BEFORE -改善前-

製品への追加工を行う変種変量生産作業で加工する製品は、万が一不良品が発生してもすぐに対応できるように予備も準備しています。

使わなかった予備の未使用製品は、データ処理の回数を減らすため、1か所に保管し、不定期でまとめて倉庫に戻しています。

<問題>

  • 倉庫に戻すタイミングが作業者によって異なる。
  • 過去の物件を遡って在庫移動状況と引合中止状況等の整合性を確認する必要がある。

在庫数に差異が出ないように、担当者の負担を減らせるように、管理方法を検討しました。

AFTER -改善後-

未使用分を入れるコンテナを廃止し、その都度担当者が倉庫に戻すようにしました。

<効果>

  • 遡っての調査が必要ないので、数量の計算ミスや管理ミスが発生しない。

すぐに倉庫に戻すことで、常に正確な在庫数を知ることができるようになりました。
都度作業が発生するようになりましたが、負担になるほどではないので、問題なく運用できています。

メンバーからの一言

今回の改善は、レイアウト変更がきっかけでした。
箱を置く場所を検討する際に、「そもそも必要なのか」と思い、見直しをしました。
運用方法を変えただけなので、費用をかけずに改善ができて満足しています。

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