部品の出庫にかかる時間を減らす
BEFORE -改善前-

組み立て前の部品は、傷を防ぐために区切りのついたトレイを使用してコンテナに保管しています。
同じ部品でも、作業者によって使用するトレイが異なるため、一つのコンテナの中に48個入りトレイと35個入りトレイが混在していました。
<問題>
- 出庫時に部品を数える必要がある。
- 数量が多いと時間と手間がかかり、作業者の負担になる。
部品の出庫(数える作業)が遅くなる事で、次の組立工程にも影響が出てしまい、結果として全体の作業効率が悪くなっていました。
AFTER -改善後-

部品のサイズや形状に合うトレイを選定し、部品ごとにトレイとコンテナを統一することにしました。
<効果>
- トレイの枚数を数えるだけで、必要な数量を把握できる。
- 一つづつ数える必要がないので、作業者の負担が軽減された。
トレイを統一したことで、作業効率が大幅に向上しました。
元々使っていたトレイの運用方法を変えただけなので、費用をかけずに改善できました。
メンバーからの一言
今までルールが無かったため、48個入りトレイと35個入りトレイが混在することがよくありました。
今後も多くの製品を製造していきますので、この改善がより活きてくるかと考えております。