イマオ美濃工場からの改善活動記

スペースのない場所でのボルト固定を考える

2016年 7月25日

BEFORE 〜改善前〜

六角穴付ボルトを使用して治具やワークを取り付ける際、六角レンチが入り込めない箇所や、回すストロークがあまりとれない箇所があった。

<問題>

  • 作業に時間が掛かる。
  • レンチが治具やワークと当たらないように慎重に作業をしないといけないので、力が掛けづらい。

少しずつ少しずつ締めるのが非常に手間でした。

AFTER 〜改善後〜

六角穴付ボルトの頭を削り、スパナも使用できるように改良しました。

<効果>

  • 横から作業ができるため、レンチを回すストロークが広がる。
  • ボルト1本の取り付け取り外し時間が短縮
    改善前:5分 → 改善後:2分

ボルトを取り付ける際に、指先で送るスピードも早くなり、作業効率が上がりました。

当社での用途、ワーク形状、締付力に限っては問題無く使用できています。

メンバーからの一言

さまざまなカタログを拝見したり、ネットで検索をしてみたのですが、六角穴と六角が両方付いたボルトは見当たりませんでした。

加工後の見た目もかっこいいです。

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