フレックスゼロベース よくあるお問い合わせ

ベースとクランプボルトは各メーカー独自のため、仕様及び寸法は異なります。

使用可否はお客様にてご確認願います。

同一ワークの場合でも、ワークを取り付ける向きが変わると5μmの位置決め精度は得られませんので、同じ向きでワークを取り付けてご使用ください。

フレックスゼロベースに設けてあるタップ穴を使用することで、ポカヨケ部品の取付けも可能です。

ワーク形状・材質などによりますが、締付トルク30~50N・mの範囲でご使用ください。

下記能力線図を参考にしてください。

公差H9の穴(下図 断面図A-A、断面図B-B)がございますので、基準穴としてご活用ください。また、製品の側面を活用し位置決めを行うことも可能です。

品番 d
(H9)
d1
(H9)
d2 Lc
CP180-1515-35 12 12 18 11
CP180-2424-35 18 18 26 17.5

以下の例を参考にしてください。

  • 基準穴2ヶ所に位置決めピンを挿入してご使用いただけます。(図1)
  • 裏側の基準穴を利用される場合は、お客様にてインローなどの位置決め部品を製作していただく必要があります。(図2)
  • CP180-1515-35のみ、イマオ品番 KE-14×18の位置決めキーをご使用いただけます。(図3)
  • ボルトで固定できない場合は製品側面の溝を利用し、クランプ部品にて固定が可能です。(図4)

クランプボルト挿入穴と底面の溝はつながっており、クーラントや細かい切粉を排出できる仕様となっています。

しかし、位置決めとして使用可能な取付穴兼基準穴2ヶ所にはクーラントを排出する機構がございませんので、必要に応じてカバーをしてご使用ください。

横方向(X/Y)からの許容荷重は、フレックスゼロベースと同等の厚みのワークを取り付けて変位量を確認しています。

変位量が10μmに達するまでの許容荷重は下表を参考にしてください。

品番 横方向許容荷重
(kN)
CP180-1515-35 4
CP180-2424-35 6

本製品は5面加工を含めたマシニングセンタ用の加工治具を想定しております。

旋盤での旋削加工につきましては想定しておりませんが、横方向からの許容荷重を参考にしていただき、許容範囲内であれば十分に使用できると考えます。

問題が解決しなかったお客さまはお問い合わせフォームよりご連絡ください。

フォームが表示されるまでしばらくお待ち下さい。

恐れ入りますが、しばらくお待ちいただいてもフォームが表示されない場合は、こちらまでお問い合わせください。

電話でのお問い合わせ TEL:0575-32-2239

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