センタリングクランプ よくあるお問い合わせ

センタリング機構により、削りしろの少ないワークでも中心振り分けで加工ができます。(ワーク削りしろは片肉0.4mm以上が目安です。)

センタリングクランプの対象となるワークはアルミ素材(押出成形)や鉄素材(圧延)です。

1工程目の加工用治具としてご使用いただけるクランプ製品のため、センタリング精度を保証するものではありません。

許容締付トルクとクランプ力(下表参照)は比例関係にあります。

例: 締付トルク50N･mの場合、クランプ力は約10kNとなります。

許容締付トルク(100N･m)にて締め込み、クランプ・アンクランプの耐久試験を行っています。

製品の耐久試験結果は下表を参考にしてご検討ください。

セレーションタイプの口金はワークの材質によって摩耗度合いが変動しますのでご留意ください。

セレーションタイプ･ダブテールタイプともに口金の硬度はHRC50～58です。

セレーションタイプの口金使用時は、ワークの硬度はHRC38以下でご使用ください。

(セレーション形状により、ワークに食い込み強力にクランプしますが、硬度が高すぎるとセレーションがワークに食い込まなくなるため、ご注意願います。)

センタリングクランプを取り付けることができるベースをご用意していますので、参考にしてください。

また、センタリングクランプの底面のネジ穴を利用することで、お客さまにて製作されたプレートにも取り付けることが可能となります。

マシンテーブルに直接取り付ける場合は、センタリングクランプ側面の溝を利用してクランプ部品で固定してください。

クランプ部品もご用意していますので、参考にしてください。

ロケートボルトは市販品となります。

下表を参考にし、お客さまにてご用意ください。

ダブテール溝加工用刃具の販売は弊社では行っておりません。

市販品の45°アンギュラカッターなどをご活用いただくことでダブテール溝の加工は可能です。

刃具メーカーや最寄りの機械工具商にご確認ください。